【京都天橋立・千葉鴨川】おすすめ温泉付き施設を紹介
日ごろの疲れを癒したいとき、のんびり過ごしたいとき。旅行先の候補としてあがるのが温泉です。各地域それぞれに泉質が違い、旅先で出会う大きな温泉が好きという方も多いですよね。
実は愛犬と一緒に宿泊でき、さらに温泉も楽しめる施設が日本各地にあるのをご存じでしょうか。愛犬との旅行と温泉を一緒に楽しみたい方のために、必要な準備やマナー、さらにおすすめの温泉付きの愛犬同伴可能な施設をご紹介します。
愛犬と一緒に素敵な思い出を作り、さらに温泉でのんびり過ごしたいときにぜひ参考にしてください。
目次
愛犬と温泉を楽しめる施設とは？
愛犬と温泉を楽しめる施設には、ホテルやコテージなど様々な種類があります。旅行のスタイルに合わせて選べるのは愛犬や飼い主にとってもうれしいですよね。それぞれの施設の特徴について解説します。
ペット同伴可能、または同伴専用ホテルや宿
温泉地には、ペット同伴可のホテルや宿があります。ただし、ホテルや宿によってペット同伴のルールが異なり、例えば連れて行ける愛犬の大きさや、トイレのしつけの有無など事前にペット同伴に関するルールを施設ごとに確認しておきましょう。
愛犬同伴が認められている施設では、愛犬同伴専用のお部屋を設けている場合もあります。さらに、愛犬も入れる温泉があったり、ドッグランがあったりなど、愛犬にとっても飼い主さんにとってもうれしいサービスが充実しているところが多いようです。
ペット同伴可能のペンション
ウインタースポーツをはじめ、季節のスポーツシーンで利用する機会の多い温泉地のペンションには、ペット同伴可能なところもあります。ペンションはホテルや宿よりも小規模なところが多く、食事は地元の特産品を使った手作りのものが出るなど、アットホームな雰囲気で滞在できるのが魅力です。
ペンションによっては、ドッグランなどワンちゃんを運動させてあげられる場所を設けているところもあります。なお、立ち入りできる場所や連れて行ける愛犬の大きさはペンションによって異なります。
愛犬同伴可能のグランピング施設
グランピング施設とは、グラマラスなキャンプ、つまり快適かつゴージャスなキャンプが体験できる施設を指します。ホテルのような部屋、冷暖房完備、準備の手間なく楽しめる高級食材や地元の特産品を使ったBBQ、気軽に参加できるアウトドアアクティビティなどが用意されていることが特徴です。
グランピング施設のなかには、愛犬同伴が可能、さらに温泉が楽しめるところもあります。愛犬と一緒に温泉やアクティビティを楽しみたいときには、グランピング施設がおすすめです。
愛犬同伴可能のヴィラ
ヴィラとは、一棟貸切で宿泊できる別荘のような施設です。愛犬と同伴可能なヴィラでは、隣同士を気にする必要がないため、プライベートな空間で過ごせるのが魅力です。
ヴィラには、プールやデッキ、アウトドアダイニングなどが設置されているところもあり、ラグジュアリーな空間でリゾート気分が楽しめます。オーシャンビューや、マウンテンビューなど、景色が良い場所も多く、非日常が味わえるでしょう。
ヴィラにも、グランピング施設と同様、温泉が楽しめる施設があり、愛犬と一緒にリゾート気分を楽しみたい人におすすめです。
愛犬と温泉へ向かう前にやっておくべき準備や注意点
愛犬と楽しい時間を過ごすためにはしっかりとした準備が欠かせません。旅行を良い思い出にするためにもやっておきたい準備や注意点を解説します。
温泉の温度や種類を確認しておく
温泉の場合、人間と犬では最適とされる温度に違いがあります。人間の場合は40度前後のお湯を好む人が多いのに対し、犬の場合は36～38℃と人間よりも若干低めの温度が最適なのです。そのため愛犬を温泉に入れる場合は、ワンちゃんがリラックスできる温度のお湯に調整して入れてあげるようにしましょう。
愛犬を温泉に入れる場合には、泉質の確認も重要です。硫化水素が含まれる硫黄の温泉は、空気より重いため微量ではあるものの有毒ガスが出る場合があります。人間よりもはるかに軽い小型犬にとって有害となる場合があり、気になるのであれば避けておくのが無難です。
お風呂に慣れさせておく
愛犬も一緒に入れる温泉の場合、大量のお湯に愛犬が驚いたり、怖がったりすることがあります。一緒に温泉を楽しみたい場合には、自宅のお風呂で湯量を少しずつ増やしていくなど、あらかじめ慣れさせておきましょう。
愛犬との温泉の楽しみ方を考えておく
愛犬とゆったり何度もつかりたいと考える温泉ですが、人間と違い犬には毛が生えています。もし、愛犬が長毛種なら乾かすのに時間がかかります。また、何度も温泉に入ると皮膚の油分のバランスが崩れ、皮膚炎の原因にもなりかねません。温泉に一緒に行ったとしてもお風呂に入れる回数が限られていることを覚えておきましょう。
愛犬との温泉タイムは飼い主にとっても貴重な時間です。一緒にのんびりお風呂につかったり、プールのように少し泳いでみたりと、この時しか楽しめない過ごし方を考えてくださいね。
必要な持ち物を準備しておく
愛犬との温泉旅行を楽しむために必要な持ち物は以下の通りです。
・食べ慣れたフードやおやつ
・愛犬のためのバスタオル
・洋服
・お手入れグッズ（シャンプー、ブラシ、エチケットグッズ）
・水
・お散歩グッズ
・ワクチンや狂犬病の予防接種証明書
旅行へ行く前にしっかり準備して、忘れ物がないようにしましょう。
愛犬と温泉を楽しむときのマナー
愛犬と一緒に温泉を楽しむならマナーを守ることも必要です。
覚えておきたい愛犬と温泉を楽しむときのマナーを紹介します。
人間用のバスタオルを使わない
お部屋に置いてあるバスタオルは人間用なので、愛犬に使用しないことがマナーです。愛犬の毛がタオルに付いてしまうと取れにくくなり、不衛生になってしまいます。施設によってはペット用のバスタオルを別途用意してくれるところもありますが、ない場合には持参するようにしましょう。
入浴前に身だしなみを整える
温泉に入る前には愛犬の身だしなみを整えておくのがマナーです。ブラッシングをして抜け毛を防ぐ、足の裏を拭いておくなど入浴前の身だしなみを忘れないようにしましょう。
マーキングが気になるときにはマナーベルトを付ける
ワンちゃんによっては、マーキングをする子もいます。浴室でマーキングをしてしまう可能性がある場合には、マナーベルトやマナーパンツを使用するようにしましょう。
排泄物やゴミは持ち帰る
浴室以外で出た排泄物やゴミは、専用のゴミ箱がない場合、必ず持ち帰るのがマナーです。ビニール袋などいつでも手に届く場所に置いておくと不測の事態に備えられます。
ベッドやソファー、畳に注意
宿泊施設によって違いますが、愛犬が行動できる場所が限定されている場合があります。愛犬の毛が付いてしまいやすいので、ベッドやソファーには乗せないようにしましょう。宿によっては畳の部屋もあります。畳は愛犬の爪で傷つきやすいため、注意が必要です。事前にどんな制限があるのか、どのように気をつければ良いのかなど調べておくとよいでしょう。
部屋を出る前に軽く掃除をしておく
粘着テープで抜け毛を取っておく、換気をして愛犬のニオイがこもらないようにするなど、宿泊した部屋を出る前に軽く掃除をしておきましょう。また、慣れない場所に宿泊し、愛犬がストレスから気が付かないうちに何かを壊してしまっている可能性もあります。お部屋で壊れているものなどがないも合わせて確認しておくと安心です。
愛犬と一緒に宿泊できる温泉付きおすすめの施設
最近は、愛犬と一緒に宿泊できる温泉宿やホテルが増えています。より愛犬と一緒にのびのび楽しみたいならグランピング施設やヴィラがおすすめです。プライベートな空間が用意されているところばかりなので、ほかのお客様に気兼ねなく愛犬と一緒の時間を過ごせるでしょう。温泉も楽しめる、愛犬同伴可能なおすすめ施設を紹介します。
天然温泉＆プライベートSPA 瑠璃浜
鉄イオンを豊富に含んだ、珍しい金温泉を楽しめる「天然温泉＆プライベートSPA 瑠璃浜」。「瑠璃浜」の6棟のうち2棟がペット同伴可となっており、2021年5月5日にオープンした一番広い客室の「瑠璃浜 GRANDE（グランデ）」もペット同伴可となっています。すべてのお部屋に中庭プールが付いています。
食事はぜいたくな食材を使用したグランピングBBQのほか、部屋食で楽しむ日本海の旬食材を使用した京懐石プランや、秋冬限定の活カニ料理を満喫できるプランなどもあります。寿司店、イタリアン、日本料理、Barと近隣に各種レストランもあるり、食が充実しているのも魅力です。
施設情報
【天然温泉＆プライベートSPA 瑠璃浜】
住所／〒626-0225京都府宮津市日置3110
TEL／050-3161-4582（受付時間：10:00～18:00）
営業時間／チェックイン15:00～ チェックアウト～11:00
アクセス／［電車］京都丹後鉄道「天橋立駅」下車
大阪からは「ＪＲ大阪駅」からR東海道本線 特急こうのとりに乗車、「福知山駅」で京都丹後鉄道宮福線 天橋立行に乗り換えて、「天橋立駅」で下車。
京都からは「ＪＲ京都駅」からＪＲ山陰本線 特急に乗車、「福知山駅」で京都丹後鉄道宮福線 天橋立行に乗り換えて「天橋立駅」で下車。
［車］京都縦貫自動車道「与謝天橋立I.C.」より約20分
大阪・和歌山方面からは中国道経由、舞鶴自動車道、京都・滋賀・奈良方面からは京都縦貫自動車道が便利。
駐車場／あり（各部屋2台、3代目以降は無料の共有駐車場へ駐車可）
URL／https://www.rurinohama.jp/
グランピングコテージ ディーバ
プライベートプールと客室温泉が付いたコテージで宿泊できる「グランピングコテージ ディーバ」。プールと客室温泉には、滞在中何度でも好きなときに入ることができます。ワンちゃん用のプールやペット用の浴槽の貸出があるため、一緒にプールや温泉が楽しめるのも魅力。プライベートゾーンで思い切りリゾート気分が楽しめます。
各コテージにはプライベートドッグランを完備。ほかのワンちゃんや飼い主さんに気兼ねなく、思い切り愛犬を遊ばせてあげることができます。徒歩5分の立地にビーチがあるため、一緒に浜辺をお散歩するのもおすすめです。
施設情報
【グランピングコテージ ディーバ】
住所／京都府宮津市難波野397-13
TEL／050-3161-4580（受付時間：10:00～18:00）
営業時間／チェックイン15:00～ チェックアウト～10:00
アクセス／［電車］京都丹後鉄道「天橋立駅」下車
大阪からは「ＪＲ大阪駅」からR東海道本線 特急こうのとりに乗車、「福知山駅」で京都丹後鉄道宮福線 天橋立行に乗り換えて、「天橋立駅」で下車。
京都からは「ＪＲ京都駅」からＪＲ山陰本線 特急に乗車、「福知山駅」で京都丹後鉄道宮福線 天橋立行に乗り換えて「天橋立駅」で下車。
［車］京都縦貫自動車道「与謝天橋立I.C.」より約20分
大阪・和歌山方面からは中国道経由、舞鶴自動車道、京都・滋賀・奈良方面からは京都縦貫自動車道が便利。
駐車場／あり（各部屋2台）
URL／https://www.dog-cottage.com/
ヴィラ藍水
プライベートデッキから太平洋を一望できるオーシャンビューが楽しめる「ヴィラ藍水」。全6棟中、1棟は愛犬の同伴可能なお部屋となっています。プライベートドッグラン付きで、他のお客様を気にせず自由に遊べるようになっています。
鴨川温泉を配湯した客室内温泉を全棟に完備。24時間いつでも好きなときに温泉が楽しめます。コテージのデッキにはBBQやお酒も楽しめるプライベートダイニングが、さらにゆったり泳げるプライベートプールもあり、非日常を満喫できます。
施設情報
【ヴィラ藍水】
住所／千葉県鴨川市江見青木395
TEL／050-3085-6198
営業時間／チェックイン15:00 チェックアウト～11:00
アクセス／
［電車］ＪＲ東日本 内房線「江見駅」より徒歩7分
［車］東京都内より約1時間半
東京湾アクアラインから房総スカイラインに入り、鴨川市の外房黒潮ライン/国道128号を進む
駐車場／あり（各部屋2台ずつ）
URL／https://www.chiba-privatevilla.com/
まとめ
愛犬と温泉を楽しめる施設やマナー、必要な準備、温泉も楽しめるおすすめの愛犬同伴専用施設を紹介しました。愛犬と温泉を楽しめる施設は多くありますが、愛犬専用の施設、かつプライベートな空間で過ごせる施設なら、ほかのお客様に気兼ねすることなくゆったりと楽しめます。愛犬との特別な旅行でステキな施設を選び、愛犬と癒しの時間を過ごしてくださいね。
※本コラムは、2022年1月現在の情報に基づいて作成されたものです。各施設の最新情報は、公式サイトをご確認ください。