犬を飼うとできなくなること9選。愛犬を迎え入れる際はよく考えよう!
「犬を飼いたい」
「家にいる時間が長くなったから犬を飼おうか迷っている」
と悩んでいる方。
最近は在宅ワークの普及やリモートワークの方も多くなり、ペットを飼い始める人も増えています。犬を飼うと癒しや幸せな時間が増えますが、逆に犬を飼うとできなくなることも増えるということを覚悟しなくてはいけません。
「家にいる時間が増えたから飼いはじめたのに、自分の自由な時間がなくなった」と初めはストレスに感じるかもしれません。可愛いから・癒されるからと安易に考えず、犬を飼う環境やお金のこともきちんと考える必要があります。こちらでは、犬を飼うとできなくなることについてご紹介します。
犬を飼うとできなくなることってあるの?
犬を飼うことで、今まで味わえなかった楽しいことがたくさん待っています。一緒に家にいるだけで癒されたり、ストレスフリーな日常を送ることもできます。しかし犬を飼うという事は、楽しいだけではありません。生き物を飼育することで時間とお金がかかり、自由な時間も減るということを覚悟しなければいけません。
犬が暮らすための環境を整えたり、犬に関する病気の知識も必要です。病気に関しては初めの対応により軽症ですむ可能性も高いので、正しい知識を得ることが大切です。犬を飼うとできなくなることを一つ一つ確認し、それを理解した上で本当に飼えるのかを検討しましょう。
犬を飼うとできなくなること9選
犬を飼うとできなくなることは、意外にたくさんあります。経済的な余裕や仕事の時間、毎日の散歩や食事など、やらなければいけないことも増えていきます。「こんなはずじゃなかった」とならないために、犬を飼うとできなくなることをきちんと理解しましょう。
犬を飼うとできなくなること①:自由に使えるお金が減る
犬を飼育する際には、ドッグフード・おやつ・ケージ・トイレシート・リードなど、身の回りの環境を整えるのに様々なものが必要になります。ドッグフードやトイレシートなどの消耗品は、毎月の費用として考えなくてはいけません。その他にも病気の備えとして狂犬病予防ワクチンや混合ワクチンは、1年に一回の予防接種が義務付けられています。
犬のドッグフードにはたくさんの種類がありますが、アレルギーを持っている犬もいるので愛犬に合わせて選ぶ必要があります。いろいろなことにお金がかかり、節約できない部分も増えてくるでしょう。犬を飼うには、お金はとっても大切な部分です。
犬を飼うとできなくなること②:エアコンの節約ができない
家にいる時にはエアコンは必須ですが、仕事や外出で家を空ける時には節電のためエアコンを切る人が多いでしょう。しかし、犬を飼い始めると犬が留守番をしてくれますよね。そうなると、エアコンは常につけておく必要があります。
最近では夏の暑さは尋常ではなく、犬種によっては熱中症になりやすい犬もいます。犬が過ごしやすい環境を整えてあげることも、飼い主の重要な役目です。犬を飼うとできなくなることで、電気代の節約、特にエアコンの節約は難しいでしょう。
犬を飼うとできなくなること③:自由な時間が減る
犬を飼うということは、毎日の散歩やお世話をする時間も必要です。仕事から疲れて帰ってきたとしても、散歩は欠かせません。散歩は毎日のことなので、飲みに行って帰りが遅くなることもできません。自由な時間が減るということを覚悟しましょう。
いつもなら仕事が終わってダラダラしたいところですが、犬の散歩や食事が待っているので慣れるまでは大変と感じるでしょう。しかし「自分も規則正しい生活になる」と考えれば、“犬を飼うことでできなくなること”には当てはまらないかもしれませんね。
犬を飼うとできなくなること④:趣味ができなくなる
犬を飼うとできなくなることは、自分の趣味に時間を割くことができなくなるということ。今まで自分が好きでハマっていたことや、日課のように行っていた場所に行けなくなる可能性もあります。しかし犬を飼ったことで、新たな趣味を見つけることができることもありますので、嫌なことばかりではありません。
犬を飼うとできなくなること⑤:出かける場所が限られる
よく行くショッピングやカフェ、レストランなどには行けなくなるでしょう。ショッピングセンターは、犬連れOKな場所はほとんどありません。愛犬を連れて買い物ができない、お気に入りのレストランに行けない、など犬を飼うとできなくなることは意外に多いのです。
しかし、今まで行くことがなかったドッグカフェやドッグランなどの外出先で、新たな発見があるかもしれません。アウトレットは犬連れで行けますが、店内に入れないので2人以上で行く必要があります。
犬を飼うとできなくなること⑥:犬の生活リズムに合わせるようになる
犬を飼ったら普段の生活リズムが一変する、と考えておきましょう。犬のごはんの時間・散歩の時間・犬のトイレ掃除・犬と一緒に遊ぶ時間など、犬の時間が優先になるということを覚悟しましょう。散歩の時間は大型犬や中型犬なら30分〜1時間ほど、小型犬なら30分ほどの時間が必要です。
散歩に行けないと、運動不足やストレスを溜めてしまう可能性もあります。また、犬にドッグフードやおやつを与える時には、好きな時に好きなだけ食べさせてしまってはいけません。決まった時間に決められた量の食事を与え、健康管理をしっかりと行うことが重要です。自分の好きな時間で好きなことをすることは、犬を飼うとできなくなることですのできちんと理解しましょう。
犬を飼うとできなくなること⑦:長時間家を空けられない
長時間の外出も、犬を飼うとできなくなることの一つです。丸1日家を空けることはもちろん、半日でも心配になるはずです。お利口に留守番できる犬もいれば、寂しくていたずらをしたり、粗相をしてしまう可能性もあります。
できるだけ愛犬と一緒にいる時間を増やし、愛犬との関係を深めていくことでいたずらや粗相は少なくなるでしょう。何かあった時には、すぐに病院に連れて行ける環境を整えておくことも大切です。このように様々なことを一緒に乗り越えて、長い年月をかけていい関係を築き上げていくことも大切な時間です。
犬を飼うとできなくなること⑧:旅行に行けない
長時間家を空けられないということは、旅行にも行けなくなります。犬だけで留守番は、もちろんNGです。家で見てくれる人がいるなら安心ですが、誰もいないならペットホテルを利用しましょう。しかし、犬の性格によってはペットホテルでストレスが溜まり、体調を崩してしまう犬もいます。
いつものような旅行は犬を飼うとできなくなることに入りますが、犬と一緒に泊まれるホテルもあります。最近ではキャンプなどのアウトドアを、愛犬と楽しむ人も増えています。愛犬と長い時間一緒にいることで、より深い関係を築くことができます。
犬を飼うとできなくなること⑨:朝の寝坊や二度寝ができない
仕事が休みの日の寝坊や二度寝は、幸せなひとときですよね。せっかくの休日にゆっくりと寝たい気持ちもよくわかりますが、犬はそうではありません。いつもの時間に散歩に行き、朝ごはんを食べます。
雨の日は散歩に行かない飼い主さんもいますが、外でしかトイレをしない犬もいます。雨でも基本的には散歩は行き、寝坊も二度寝もできないと思った方が良さそうです。朝のゆっくりとした時間は犬を飼うとできなくなることですが、健康的な生活を送ることができます。
犬を飼うとできなくなること以外に、責任を持つことも必要!
犬を飼うとできなくなることは、意外にたくさんありますね。しかし、犬も生きていて生活をしているのです。それを飼い主さんの気分で散歩に行ったり、ご飯を遅くしたりしてしまうと、ストレスが溜まったり健康状態が悪くなる可能性もあります。
犬を飼う際には、最後まできちんと責任を持って飼育しましょう。こちらでは犬を飼う時の責任についてご紹介します。
命を預かるという責任
犬は人間を癒すために飼うのではなく、しっかりと育ててあげなければいけません。命を預かるという責任、特に小さい子犬のうちは飼い主さんがいなければ何もできません。しっかりと育て上げるという責任を持って、犬をお世話をしてあげましょう。
犬を最後まで育てる・看取る責任
犬を育てるということは、もちろん最後に看取ることも覚悟しておかなければいけません。人間よりも寿命は短いですが、その間飼い主さんとできた深い関係や楽しい時間は、犬にとっても最高の思い出となっているはずです。最期をしっかりと看取ってあげることも、飼い主としての責任になります。
犬の場合7歳になるとシニア犬になり、介護が必要になることもあります。最期を看取ることは本当に辛いですが、避けられないことです。最期を看取る覚悟がなければ、犬を飼うことは諦めた方がいいでしょう。
犬を飼うとできなくなることもあるが幸せなことも増える
犬を飼うとできなくなることばかりではありません。犬を飼うことで今まで知らなかった世界が広がり、楽しい時間や幸福感を得ることができます。犬を飼うと得られるものについてご紹介します。
一人の寂しい時間が減る
犬を飼うとできなくなることはもちろんありますが、一人で暇な時間を過ごすこともなくなるでしょう。特に一人暮らしで犬を飼う人は、仕事が休みの日には外出せずに家でダラダラ過ごしてしまいがちですが、犬と一緒に外出したり、遊んだりして愛犬との関係をより深くすることができます。
飼い主の運動不足を予防するだけでなく、生活習慣も改善することができます。
ストレスが減り癒しの時間が増える
仕事で疲れて帰ってきても、愛犬が元気に出迎えてくれたら嬉しいですよね。疲れが吹き飛び、愛犬と一緒にゆっくりとした時間を過ごすことができます。仕事終わりで疲れていても、愛犬と一緒に散歩や外出をしたり、外の空気を吸うだけでも癒しの時間になります。
犬を飼うとできなくなることを理解し、責任を持つことが大切
犬を飼うとできなくなることについてご紹介しました。
犬を飼うとできなくなることは、思ったよりも多いかもしれません。普段気にしなかったことができなくなる、ということをきちんと理解する必要があります。犬も食事面や健康面をしっかりと管理してあげることが重要です。病気に関しては、犬は話すことができないため飼い主が気づいてあげなければいけませんよね。
そして、病気や食事面を管理するにはお金が必要です。節約も大切ですが、犬の病気や食事に関することを優先して、健康に過ごせる環境を整えてあげることを考えましょう。そして、犬を飼うとできなくなることの理解も必要ですが、犬を飼う時の責任や覚悟も大切です。
しかし、犬を飼うことで得られる幸せもたくさんあります。外出や旅行などの行動は、いつでも一緒。癒しや楽しい時間が増えれば、充実した生活を送ることができますよね。犬を飼う際にはしっかりと責任を持って育てることを意識し、たくさんの愛情を注ぎ良好な関係を築けば、犬との暮らしがかけがえのないものになるでしょう。