ワンランク上のリゾートグラピングを千葉で。
ラグジュアリーヴィラでの休日に両親も愛犬も大満足。
【プライベートオーシャンヴィラ -VILLA 藍水-ransui-】

愛犬を迎えてからすっかり旅行は国内になってしまった我が家。でもたまにプライベートプール越しに青い海を眺めながら、波の音をBGMにチルタイムを過ごした海外リゾートでの休日を思い出しては懐かしんでいました。そんな海外リゾートのような場所で、さらに愛犬を連れて行ける場所など国内にはないだろうと諦めていたのですが…なんと、千葉に発見！
それが「プライベートオーシャンヴィラ -VILLA 藍水-ransui-（以下、藍水）」です。シニア世代の両親も誘って出かけた愛犬とのプチトリップ。想像以上に贅沢で優雅だったお宿の全貌をレポします！

全室オーシャンフロントのヴィラはわずか6棟！

1年を通して比較的温暖な気候と海に囲まれたシチュエーションが南国リゾートを思わせる千葉の鴨川市。都心からもアクアラインでわずか1時間ちょっとで到着できる交通の便のよさも魅力のこの場所に建つのが藍水です。独立ヴィラタイプのゲストルームはわずか6棟で、そのうち愛犬OKなのは2棟のみ。今回はそのうち一番広い専有面積を誇る「【ドッグプレミアム】白藍-Shiraai-」のお部屋に宿泊しました。

開放感バツグンのお部屋からは青い海とプールが目の前に！

部屋に入るとまず目に飛び込んでくるのが広々としたリビング。そしてその先に見えるのがプライベートプールとどこまでも広がるオーシャンビューです。お部屋はすべて200㎡以上の広さを誇り、リビングだけでも愛犬が十分に駆け回れる広さ！　しかもソファーにわんちゃんを乗せてもOKというドッグフレンドリーさにも感激しました。もちろんわんちゃんを乗せる時はあんよをしっかり拭いてからが最低限のマナー。トイレトレーニングがまだの子や粗相が心配な子はマナーパンツを持参すると安心ですよ。

ドッグアメニティも充実

リビングにはケージとトイレトレー、トイレシートや汚物が匂わない専用のゴミ箱などの衛生用品が揃っていました。フォトスポットとしてもばっちりな愛犬用のハンギングチェアが用意されているのもリゾート気分を盛り上げる素敵な演出。我が家のふわりはとても気に入ったようでここが定位置に。ちなみに愛犬用のベッドの用意はないので、使い慣れたクッションやブランケットを持参するといいかもしれません。

暮らすようにステイできるように整えられたお部屋

お部屋の作りは2LDKになっていて、リビングダイニングには広々としたキッチンが。収納ボードの中にはお皿やグラスが潤沢に揃っているだけでなく、フライパンからお鍋、電気ポットなどの調理家電も一式用意されていました。個人的に助かったのはファミリーサイズの大きな冷蔵庫があったこと。のちほど詳しく紹介しますが、BBQ用の食材やお酒などをたっぷりと持参したのでそれらをしっかりと収納できるサイズの冷蔵庫があるのは高ポイントでした。

キッチンの奥にはベッドルームになっていてセミダブルのベッドが2台。ベッドルームには和室が併設されていて、押し入れにはお布団が4組用意されていました。今回は両親がベッドを使い、私が和室にお布団を敷いて寝ましたがベッドが苦手というシニア世代の方も多いはず。その点、温泉旅館気分でお布団で寝られるのは嬉しい心遣いだと思います。

24時間好きな時に入れる天然温泉

藍水にはプライベートプールだけでなくプライベート温泉も各棟に用意されています。しかも浴室の窓を開ければダイレクトにプールへと出られるようになっているので、プールで体が冷えてしまってもそのまま温泉へ飛び込めるという贅沢さ！　私も夜中にプールで泳いだあと、水着姿のままプールへ直行という贅沢な時間を堪能。両親は夜風呂、朝風呂、食後風呂…と温泉を独り占めして大満喫です。

ちなみに温泉は千葉県鴨川市の天然温泉「鴨川温泉 なぎさの湯」。肌の不要な角質を取り除いて潤艶肌にしてくれるという評判は本当で、翌朝のお肌はツルッツル。母と私は「メイクのりが違う！」と朝からウキウキでした。

小型犬には贅沢なほどの広いプライベートドッグラン

そしてこのお部屋「【ドッグプレミアム】白藍-Shiraai-」だけの贅沢がこの広いお庭！　わんちゃんが泊まれるもう一つのお部屋にも芝生スペースがありますが、圧倒的に広いのがこちらです。ドッグランとしても利用できるのですが、広すぎて我が子が米粒のよう（笑）。ちなみに藍水は大型犬も受け入れ可能な上、頭数制限もないのでこのお部屋はとくに大型犬の多頭飼いや犬友旅行に人気というのも納得。お庭にはわんちゃんの汚物用のゴミ箱が用意されていたのにも心遣いを感じました。

千葉産の豪華食材に心が躍るディナータイム！

藍水で用意してもらえるお食事は千葉県産のメニューが並ぶBBQか金目鯛のしゃぶしゃぶのコースの2択。もしくは食材を持参して自分たちでBBQやキッチンを使って料理を楽しむこともできます。我が家は両親も一緒ということで、お部屋でのんびりしゃぶしゃぶを選択したのですが、これが想像以上に豪華でびっくり！　肉厚な金目鯛に大ぶりの鮑やエビ、さらに霜降りが美しい千葉産のお肉がたっぷりと並びます。

お食事の用意はスタッフさんが指定した時間に運んできてくれるのですが、その豪華食材に気づいたのかふわりはそわそわ。スタッフさんの足元をチョロチョロとうろついては「私のはどこ？」と聞いているようでした（笑）。

部屋食と持ち込みBBQの組み合わせも可能！

今回はお部屋でのんびりの予定だったのですが、せっかくならBBQも楽しみたいという欲が出てしまいお宿に向かう途中の道の駅で牡蠣やホタテを購入。さらにお肉もプラスしたのでそれはそれは豪華な食卓に。ちなみにBBQはテラスに併設されたダイニングルームで楽しむことができるのでお部屋が臭くなる心配もナシ。ダイニングルームは全面ガラス張りになっていて、そこから見えるのは海！という最高のシチュエーションです。この日はあいにく曇り空でしたが、天気の良い日は海に沈む夕日を眺めながらのBBQが楽しめるそうです。

愛犬用のご飯は持参しましょう！

自分のご飯もあるはずだと期待していたふわりですが、残念ながら藍水にはわんちゃんメニューの用意はありません。ですが、ここはせっかくの贅沢な休日。ふわりにも持参した高級肉を焼いてお裾分けしてあげることに。美味しそうに食べる愛犬の顔に両親の顔もゆるみっぱなし。それを見て幸せが込み上げてくる私。はー、こんな時間がいつまでも続きますように！

朝ごはんは鴨川ならではの漁師飯を楽しんで

朝ごはんもスタッフさんが指定した時間に届けてくれました。小鉢が並ぶ和食のメニューは目にも楽しい時間を演出してくれますが、メインは鮮度のよいお魚をお醤油に漬け込み、ご飯の上に乗せて出汁をかけて食べる「房総漁師料理 まご茶漬け」です。

これは“孫にも食べさせたいほど旨い”ことからその名がついた鴨川の伝統漁師料理なのですが、その名の通りさっぱりとしていてスルスル食べられちゃう魅惑のお味に勝てず…朝から2杯もご飯をおかわりしたのは内緒です（笑）

プライベートな時間と美食に酔った贅沢すぎる休日を満喫

正直、いくらヴィラタイプのグランピングとはいえ上げ膳据え膳に慣れたシニア世代の両親には窮屈さや物足りなさを感じてしまうのでは？　と思っていた今回の旅。終えてみればそんな心配は杞憂に終わり、大満足で「また来たいね」と話す2人の姿がありました。プールに愛犬を入れることはできませんが、我が子はそんなのは望んでないとばかりにプールサイドのデッキチェアでのんびりお昼寝。そんな姿を横目に愛犬と両親を連れてのリゾート旅、また計画したいと心に決めたのでした。