キャンプで愛犬と寝るときどうしてる?用意すべきものと注意点を紹介!
「愛犬と一緒にキャンプへ行きたいけど、寝るとき犬は別の場所でも寝るのだろうか」
「寝るときに吠えたりしないか不安」
「キャンプに行ったけど、どうしても犬が寝てくれない」
などの悩みをお持ちの方。
犬の性格や犬種にもよりますが、場所が違ってしまっては寝るときにリラックスできなかったり、夜の無駄吠えが多くなる可能性も高くなります。犬が安心して眠りにつけるように、しっかりと寝るときの環境を整えてあげましょう。
この記事ではキャンプに愛犬を連れて行く際の寝るときの注意点、用意するもの、また持ち運びや設営が簡単な便利アイテムも併せてご紹介します。
目次
キャンプで愛犬と寝るときどうしてる?
キャンプは大自然の中で散歩をしたり、水遊びをしたり、犬にとってリフレッシュできる場所の一つです。しかし寝るときは別です。
キャンプで愛犬と寝るときは、犬がリラックスできるようにしっかり用意することが大切です。人間がキャンプで寝袋などを使って自分が寝る場所を確保するように、犬にもリラックスできる場所を確保してあげる必要があります。
犬ならどこでも大丈夫ということはなく、ニオイや場所にとても敏感な犬もいます。キャンプが初めての犬なら、なおさら警戒心が強くなりストレスを感じているかもしれません。普段寝るときはどのような環境だったか、何が置いてあったかをチェックしてみてください。
キャンプで愛犬が寝てくれない理由は不安が原因
キャンプで愛犬が寝てくれない理由は、「いつもと場所が違うことで不安になっている」ということが考えられます。
犬も人間と同じで寝る場所が違ったり、いつもと違ったニオイのするものに関してはとても敏感で不安になってしまいます。普段寝るときの空間は狭い場所なのか、サークルの中で寝ているのか、飼い主は近くにいるのかなど、家で寝るときと同じような空間にしてあげることが大切です。また自分のニオイがついている毛布やタオルケットなどがあると、キャンプでも安心して寝てくれる可能性が高くなります。
キャンプで愛犬が安心して眠れる方法
愛犬と一緒にキャンプに行くなら、寝るときの場所を安心できる空間にしてあげることが重要です。いつもどんな場所で、何を使って寝ているのかをチェックしてみましょう。またアウトドア用に持っていけるものを普段から使っていれば用意がラクになります。
キャンプ慣れしている犬ならフリー空間で寝かせる
キャンプ慣れしている犬なら、フリーの空間でもぐっすり寝ることができるでしょう。テントの中や、キャンピングカーの中など自分の寝やすい空間を見つけて、くつろいでいるかもしれませんね。その時は無理に移動せず、寝かせてあげましょう。しつけをきちんとしているのであれば、フリーの状態で放っておいても安心です。
しかし、キャンプでフリーの状態で寝ているときに迷子になっては大変です。他のお客さんの迷惑になることがないように、リードに繋いでおくと安心です。普段寝るときに、大人しく朝まで寝ているのか、夜中に起きているのかチェックしてみるといいかもしれませんね。
犬用サークルで寝るときの場所を確保する
2つ目は、犬用サークルをテント内に作ってあげる方法です。キャンプの時には寝るときだけでなく、普段犬を離しておけるようにサークルを使う人もいますが、寝るときの空間としてサークルを使うこともおすすめです。テントを設営する際に、犬用の場所も確保してあげましょう。
アウトドア用のメッシュ素材のサークルや屋根がついたサークル、簡単に折りたためるサークルなど、いろいろな種類があり設営も簡単です。大人しい犬であれば犬用のサークルではなく、簡易的なサークルでも問題ありません。
愛犬がいつも使用しているクレートやケージを使う
愛犬がいつも使用しているクレートやケージなら、自分のニオイもついているので寝るときも安心してくれます。クレートやケージはアウトドアの時だけでなく、普段のお出かけなどにも使うことがあるので、慣れている犬は安心できる場所として認識しやすいのではないでしょうか。また狭い場所が好きな犬は、ケージやクレートに進んで入ってくれるでしょう。
クレートにはハードタイプとソフトタイプがありますが、普段愛用しているものが犬にとっても安心できる場所となります。初めに設営する手間もなく、簡単に場所の移動もできるので人気のアイテムです。
キャンプで愛犬と寝るときに用意するもの・あると便利なもの
キャンプで愛犬と寝るときに、用意すべきものとあると便利なものをご紹介します。犬とのキャンプは楽しいものですが、宿泊を伴うキャンプなら寝るときに用意すべきものをしっかりチェックし、犬も安心して楽しめるキャンプにしましょう。
犬が愛用しているタオルや毛布類
家で愛犬が寝るときにはクッションやタオルケット、毛布などを使用していることが多いと思います。キャンプには普段使っているものを持っていき、寝るときは自分のニオイのついたものを一緒に置いてあげましょう。
犬用シュラフ(寝袋)やドッグコット(犬用ベッド)
犬用シュラフやドッグコットも人気のアウトドア用品です。夏場のキャンプ場でも、山や川の近くの自然が多い場所では夜になると冷えが予想されます。ドッグコットは20cmほどの高さがあり、地面から離れているので地面の冷えだけでなく、日中の暑さからも守ることができる便利アイテムです。シュラフは、防水透湿性能に優れていて、冬のキャンプでも活用できるアウトドア用品。犬の体を覆ってくれるので、体温を逃さず急な雨でも濡れる心配がありません。使わないときには小さくまとめられるので、持ち運びも簡単、設営する手間もなく人気のアイテムです。
リード
リードで犬を繋いでおくことは、必ずではありません。ケージやクレートで寝るときにはリードでつなぐ必要はないですよね。キャンプ慣れしているならフリーの環境で寝かせることもありますが、周りのことも考えリードで繋いでおくと安心です。
また寝るとき以外にもリードは必要ですので、必ず準備しましょう。
トイレシート
トイレシートを寝る場所の近くに設置しておけば、テント内や外で粗相をすることはないでしょう。また、夜中でも愛犬の好きなタイミングでできるのでおすすめです。しかし、トイレシートを使用する際には、トイレのしつけができていることが最低条件になります。いつもトイレは外でしているなら、急にキャンプでトイレシートを用意してもできないので普段からしつけをしておきましょう。
また普段外でトイレを済ませているなら、排泄物処理袋は必ず用意しましょう。自然の中と言っても公共の場ということを忘れずに。
冬のキャンプなら湯たんぽや犬用ホットカーペットもおすすめ
キャンプは夏だけでなく、冬にする方も多いですよね。冬のキャンプで重要なのは暖をとること。特に夜は冷えるので、犬の防寒対策もしっかりと行いましょう。
起きているときにはストーブや防寒器具を付けていますが、寝るときには安全上消してしまいますよね。そのため、寝るときの安全な防寒対策は必須です。そこでおすすめなのが湯たんぽや犬用ホットカーペット。犬用ホットカーペットならコンパクトにまとめることができ、持ち運びも楽ちん。人間用のホットカーペットは犬にとって温度が高く感じる可能性があるので一緒に使う場合は注意しましょう。
湯たんぽは昔ながらの使い方ですが、寝るときにシュラフの中に入れてあげたり毛布にくるんでおけば安心で長時間暖かいのでおすすめです。
キャンプで愛犬と寝るときの注意点
キャンプ場で愛犬と一緒に寝るなら、自分のところだけでなく周りへの注意も必要です。自分の家なら問題なくても、キャンプ場では他のお客さんや他の犬もいることを考え迷惑にならないようにしましょう。
夜間の無駄吠え
夜間の無駄吠えは、周りの人に迷惑になるので注意しましょう。夜に犬が吠えてしまう原因は「不安になっている」ことがあげられます。寝るときの環境がいつもと違ったり、飼い主が近くにいるのにケージから出してもらえないなど、いろいろな不安要素が考えられます。ただ吠えているのではなく、何かしら理由があるということを考え、不安要素を解消してあげましょう。
普段寝るときに一人なら、飼い主の近くではなく一人の空間にしてあげた方が落ち着くかもしれません。
寝るときでもリードには繋いでおく
キャンプ場で寝るときは、状況によりリードに繋いでおくといいでしょう。サークルやケージで寝ているなら、リードは不要です。
寝ている間の脱走に注意
いつも大人しいから大丈夫、脱走なんてしない、と思わず「もしかしたら」ということも考え、寝るときの万全の対策をしておくことも重要です。いつも一緒にいるから大丈夫という安心感は、キャンプ場では違います。いつもと違う場所では、犬も興奮していたり警戒していることもあるかもしれません。自然の中では野生動物の鳴き声など、普段聞かない音がたくさんあります。
犬が安心できるように、飼い主が責任を持って安全を確保してあげてください。
穴を掘る習性があるなら爪を切っておくこと
穴を掘る習性があるなら、前もって犬の爪を切っておきましょう。シュラフやドッグコットを使用している場合は、破れてしまう可能性もあります。キャンプの事前準備の段階で、犬の爪が伸びていないかチェックしてみてください。
キャンプで愛犬が寝るときに用意するもの注意点まとめ
犬がキャンプで寝るときに、用意するものや注意点をご紹介しました。
キャンプは大自然の中で走り回ったり、川で遊んだり、のんびり散歩したりといつもと違った空間でリフレッシュできますよね。アウトドアが好きな犬なら思いっきり遊んで、夜はぐっすり寝るだろうと思いがちですが、寝るときの空間はきちんと作ってあげる必要があります。
愛犬が普段使っているものを用意し、寝るときには安心できる環境を確保してあげましょう。自然の中では様々なニオイがあり、不安になる犬もいます。愛犬の性格を把握し、キャンプ前に普段寝るときはどうしているのかをチェックしてみてください。
キャンプで寝るときの注意点は、トイレ・無駄吠え・脱走です。キャンプ前にトイレや無駄吠えのしつけ、脱走することのないようリードに繋いでおくなど、犬の安全を確保してあげましょう。
そしてキャンプに必要なもので設営する手間もなく、簡単に用意できるアイテムがたくさんあります。そういった便利アイテムを用意し、寝るときには愛犬が安心できる環境を整えてあげてくださいね。