【必須なのはコレ!】愛犬との旅行の持ち物8選!粗相しないための注意点も

犬を飼い始めたら、犬と一緒に旅行に行くことも楽しみの一つです。ペット同伴OKなホテルも増え、愛犬との楽しい思い出を作ろうと旅先の下調べは万全なはずです。もう一つ大切なことといえば愛犬が旅行先で楽しく過ごせるように、持ち物の前準備ですよね。

愛犬との旅行には「持ち物は何が必要なの?」「どこまで持っていけばいいの?」という不安もあるでしょう。こちらでは、愛犬との旅行で必須な持ち物をご紹介します。また、愛犬が旅先で粗相をしないための注意点も合わせて解説します。

愛犬との旅行に準備が必要な理由は?

愛犬と旅行する前の準備はとても大切です。旅先では何が起きるか分からないですし、予期せぬトラブルが起こることも想定されます。

例えば、旅行先のホテルやお店などで、ペット同伴可能な場合でも鑑札や予防接種の証明書が必須の場所もあります。またトイレを済ませたのに施設内で粗相をしてしまった、体調を崩してしまったなど、いろいろなことが考えられますよね。

様々なことを想定した持ち物を用意しておくことで、安心して旅行を楽しむことができます。また旅行先で起きたトラブルなどは、持ち物の準備をしっかりしておくことで、安心して対応することが可能です。

愛犬との旅行に必須な持ち物8選!

愛犬との旅行で必須の持ち物をご紹介します。こちらの持ち物があれば、万が一何かあっても安心して対応できるでしょう。また最低限必須な持ち物なので、その他にも愛犬が好きなものや遊べるものなど、それぞれ必要な持ち物をプラスしていきましょう。

持ち物①リード

旅行先でも犬の散歩は欠かせません。またリードがあれば、ペット同伴でいろいろなところへ連れて行くことができ、楽しい時間を過ごせますよね。旅行先で公園などの広い場所へ行った時や、キャンプなどのアウトドアでも必ず必要な持ち物になるので忘れずに用意しましょう。

「うちの犬はしつけもしているし、迷子になったりしないから大丈夫」と過信せずに、外を歩く際には必ずリードに繋いで散歩をしましょう。犬が苦手な方や小さなお子さんがいる場合もありますので、周りへの配慮も忘れずに。

持ち物②ハーネスや首輪

リードを繋ぐために必要なハーネスや首輪。こちらは、リードとセットにして持ち物で準備しておくといいでしょう。遊ぶ前に首輪が外れやすくなっていないか、ハーネスが緩んでいないかなどをしっかりと確認してから遊ばせてあげましょう。

持ち物③普段食べ慣れているフードやおやつと食器

旅行先はいつもの環境と異なり、犬はストレスを感じやすく体調を崩す可能性もあります。食べ物は、なるべく普段から食べ慣れているフードやおやつを用意しましょう。飼い主が美味しいだろうと思っていても、愛犬は美味しくないと感じているかもしれません。

用意するフードはなるべく日持ちするものや食べやすいものを選び、与え過ぎには注意してください。また、旅行先で泊まるホテルや旅館でも犬用の食器を用意してくれると思います。しかし、犬は警戒心が強いのでいつもと同じ食器を使ってあげたほうが安心して食べてくれるでしょう。持ち物に普段の使用している食器も忘れずに準備してくださいね。

持ち物④トイレシート・ウェットティッシュ

旅行先ではトイレシートは必須です。またトイレシートだけでなく、ウェットティッシュも持ち物で準備しておくと便利です。トイレをしてから車に乗り込む時や、トイレの後処理で手が汚れてしまった時など、いろいろな場面で使用できます。

トイレシートの種類は、トイレにそのまま流せるものだと便利です。また排泄物を処分できないときには、マナーポーチも一緒に持ち物で用意しておくといいでしょう。臭いが漏れないように、消臭効果のあるマナーポーチも便利なアイテムです。

持ち物⑤水(飲み水・トイレ用)

旅行の移動中でも水分補給は大切です。車や電車などの移動中など、室内で熱がこもりやすい場所では暑くなくても熱中症に注意しなければいけません。水は常に持ち物として準備し、こまめな水分補給を心がけましょう。

また散歩中や公園で遊ばせている際に、外でトイレをしてしまった時のための水も持ち物として用意しましょう。排泄物をそのままにせずに、水で流すことはマナーです。また外では生活圏内や公園など、トイレをしてはいけない場所もあるので事前に確認が必要です。

持ち物⑥キャリーやクレート

ペット同伴がOKな場所でも、キャリーやクレートが必要な場所もあります。また長い移動で疲れた愛犬を休ませてあげられるように、小型犬なら足を伸ばせる、ゆったりとしたクレートがあると便利です。

体重が重い犬は飼い主さんが疲れないように、カートやリュックなどいろいろな種類がありますので、飼い主さんが持ちやすいものを選びましょう。愛犬がキャリーやクレートに慣れていない場合は、警戒する可能性もあるため旅行に行く前に慣らしてあげることも必要です。

持ち物⑦普段愛用しているタオルケットなど

犬は、自分のニオイがついているものを近くに置いてあげると安心します。特に旅行では、落ち着く場所を作ってあげることも大切です。新しい場所に興奮してはしゃぐ犬もいれば、警戒する犬もいるので持ち物に使い慣れたタオルケットなどを準備するといいでしょう。

移動中のクレートの中や車の中に一枚あると便利です。また宿泊先でも、愛犬の寝床にタオルケットを置いてあげるとぐっすりと寝てくれます。

⑧鑑札と証明書

旅行先ではペット同伴OKな場所でも、鑑札や狂犬病予防接種証明書が必須な場所もあります。特にホテルや旅館、ドッグランなどでは証明書を求められることが多いので、必ず持ち物に準備しましょう。

鑑札は、迷子防止のためにも日頃から首輪などにつけておくと安心です。また証明書は、狂犬病だけでなく混合ワクチン接種証明書も必要な場合もあります。何が必要か事前に確認し、必ず持ち物として用意するようにしましょう。

愛犬が旅行で粗相をしてしまったら?その原因と注意点を解説

旅行では万が一のトラブルが起きることを考え、いろいろな持ち物が必要ですよね。旅行などの外出先の不安要素の一つとして「愛犬が粗相をしてしまったら」ということが挙げられます。

しつけをしっかりとしていても、環境が変われば犬もストレスを感じ急に粗相をしてしまうかもしれません。犬が粗相をしてしまうことには、何かしらの原因があるはずです。その原因と注意点について解説していきます。

旅行先で粗相をしてしまう原因

旅行先で愛犬が粗相をしてしまったらただ叱るのではなく、「なぜしてしまったのか」という原因を探ることも大切です。粗相をしないようにしつけをしていても、体調や環境の変化で思いもよらないことが起こる事もあります。その原因として考えられる事は、以下のことが挙げられます。

・精神的に落ち着かない

・体調が悪い

・構ってほしい

・分離不安定

・老化

旅行ではいつもと環境が変わり、周りを警戒することによって普段と違った行動に出る事があります。また、食べ物の変化により、体調を崩してしまうかもしれません。他に考えられるのは飼い主さんが旅行に夢中になり、十分に構ってあげられていないことです。

分離不安定とは、飼い主さんの姿が見えなくなる事で不安になり吠えたり粗相をしてしまう事。旅先では、飼い主さんも夢中になって旅行を楽しんでしまいますよね。しかし、愛犬は飼い主さんに放っておかれると不安になったり寂しくなります。愛犬と一緒に旅行に来ていることを忘れずに、一緒に旅行の思い出を作りましょう。

また老犬の場合は、トイレに失敗する回数が増える事もあります。その場合は、持ち物にマナーパンツやマナーベルトを準備しておくと便利です。

旅行先で粗相をしてしまったら

旅行先で粗相をしてしまったら、という不安からトイレ関係の持ち物が増えてしまいがちですよね。犬同伴OKのホテルや旅館、お店の場合、そういったトラブルも想定しているはずです。もし愛犬がトイレに失敗してしまったら、すぐにスタッフの方に報告しましょう。

また消臭効果のあるマナーポーチや、トイレシートなどは常に持ち物に用意しておくと便利です。

愛犬が旅行で粗相をしないための注意点

犬は「いつもと環境が変わりトイレの場所がわからない」、「知らない場所で不安になりマーキングをしてしまう」なんて事もあります。普段は外でしかトイレはしない、という犬でも旅先では外にいるのと同じです。

持ち物にマナーウェアを常備していても長い時間つけていると蒸れてしまったり、愛犬が嫌がってしまう事もありますよね。旅行中、長時間つけていなくてもホテルの部屋に入る前には、マナーウェアをつけておくと安心です。

ホテルだけでなく長居するかもしれない施設に入る際には、いつでもマナーウェアをつけられるように持ち物に準備しておきましょう。

愛犬との旅行は持ち物の前準備を確認し思いっきり楽しもう

愛犬との旅行の持ち物と、粗相をしないための注意点をご紹介しました。愛犬との旅行は楽しい思い出の一つとして、メリットがたくさんあります。そして旅行をより楽しむためには、旅行の持ち物に何を持っていくかが大切です。

愛犬との旅行ではトラブルが起きることを想定し、体調管理はもちろん愛犬が安心して楽しく過ごせるように持ち物の準備を整えましょう。旅行先でもリードやハーネスは必須アイテムで、トイレに失敗してもすぐに対処できるトイレグッズも大切な持ち物です。

また旅行先のペット同伴なホテルや旅館では、トイレの失敗などは想定しているはずなのですぐに報告をするなどスムーズな対応を心がけましょう。犬が旅行先で粗相をしてしまうことは、環境の変化やストレスなどが考えられます。すぐに叱るのではなく、愛犬の体調や気持ちの変化を察してあげましょう。

旅先で何か起きても安心して対処できるように、前日に持ち物を最終確認し楽しい旅行にしてくださいね。